日ごろから感染を拡大させないために、「かからない」「うつさない」ための予防策を心がけましょう。
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。感染力が強く、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛などの全身症状が突然現れます。小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人は肺炎を併発するなど重症になることがあり、注意が必要です。
感染経路
感染した人のせきやくしゃみなどで飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する飛沫感染と、ウイルスが付着したものをさわった手で、口、鼻、目の粘膜をさわることで感染する接触感染があります。
予防方法
感染経路を断つ
- 外から帰ったときは「手洗い」をしましょう。
- 室内の乾燥に気をつけ、適度な湿度を保ちましょう。
- 室内ではこまめに換気をしましょう。
- できるだけ人ごみを避けましょう。やむを得ず人ごみに出る場合はマスクを着用しましょう。
予防接種を受ける
- インフルエンザワクチンは、発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎます。
- 高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、インフルエンザワクチンの接種が重症化を防ぐのに有効です。
つくばみらい市では高齢者及び小児のインフルエンザ予防接種の費用を助成しています。詳細についてはこちらをご覧ください。
免疫力を高める
- 免疫力が弱っていると、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。また、感染したときに症状が重くなってしまうおそれがあります。日ごろから十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
インフルエンザに感染してしまったら
発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すれば、発熱期間の短縮などの効果が期待できます。高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ、早めに医療機関を受診し、処方された薬は医師の指示に従って服用しましょう。
高齢者や小児、妊婦の方、持病のある方、そして以下のような重症化のサインがみられる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
参考