糖尿病予防のためにできること

糖尿病とは

糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで昏睡(こんすい)などをおこすことがあります(糖尿病の急性合併症)。
糖尿病を予防するためには、生活習慣の改善か必要不可欠です。

つくばみらい市の健診結果について

つくばみらい市では、令和6年度集団検診を受けた人の約75.1%がHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が基準値(5.5%以下)よりも超えていました。糖尿病は、症状の有無、血糖値、HbA1cの値を総合的にみて診断しますので、『基準値を超えた=糖尿病』ではありませんが、自分の健診結果を確認し、基準値を超えている場合は、生活習慣を見直しましょう。

また、検診結果でHbA1cが基準値を超えて『要医療』等医療機関の受診が必要と判定されている場合は、詳しい検査が必要ですので、自己判断せず必ず医療機関を受診しましょう。

  • HbA1cとは:過去1~2ヶ月前の血糖値を反映します。検査当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。

糖尿病予防のためにできること

糖尿病等生活習慣病を予防するためには、生活習慣を見直すことが大切です。できることからはじめてみましょう。

食生活を整えよう

 ・適切なエネルギー量と栄養バランスの良い食事を
 ・飲酒はほどほどに
 ・朝食をしっかり食べて夕食は控えめに
 ・野菜を先に、ゆっくりよく噛んで、腹八分目

体を動かそう

 ・歩ける距離は意識的に歩こう
 ・休日は掃除や庭仕事などを積極的に
 ・できるだけ階段を利用
 ・近所を散歩してみよう

ストレスをためない

 ・ぬるめのお風呂にゆっくりつかろう
 ・友人と会ったり外出したり、自分に合ったストレス発散を
 ・つらい時は無理せず周りの人や専門家に相談を
 ・夜更かしせずにぐっすり眠ろう

適正体重を保とう

 ・自分の身長から適正体重を知り、維持しよう
 ・BMI25以上は肥満
 ・肥満は30代から急激に増加
 ・20代から生活習慣に気を付けよう

市の健康づくり事業に参加してみよう

健康に役立つツール

定期的な健康診断や気になることがある場合は受診を!

リスクチェック等はあくまでも指標の一つです。同じような健康状態の人のリスクを推定するものであって、診断するものではありません。すでに疾患のある方は、生活習慣については医師と相談してください。

このページの内容に関するお問い合わせ先

健康増進課

〒300-2422 茨城県つくばみらい市古川1015-1 保健福祉センター内

電話番号:0297-25-2100(内線:4500~4508)

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  • 2025年6月5日
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