
 11月29日(金)10時10分。
 1年5組では、アンダーソン作曲の「シンコペーテッド・クロック」の曲を鑑賞。
 正確に一定のリズムを刻むはずの時計の音を、リズムや拍をずらすことで、意外感を出す表現(シンコペーション)が取り入れられている。
 曲を3つの場面に分けて鑑賞。
 児童は、指で振り子や秒針のまねをしながら鑑賞した。
「1と3の場面はウッドロック、2の場面はトライアングルに意識がいくように、実際の楽器の音を聴いてもらいました。」
と、音楽担当の教員。
 鑑賞を終えた児童は、時計のイラストが描かれたデジタルワークシートに、
「とけいが はやくおきてって おこってる」
と曲のイメージを記入した。
 
「実際の楽器の生の音を聞かせて、『この音を聴き取ろうね』と話したことで、鑑賞が苦手な児童も、聴くことができた。丁寧な仕掛けだった。また、場面ごとに分けて鑑賞させたことで、次の場面の音楽を早く聴きたいと思っていた。」
と、授業を参観したつくばみらい市教育委員会の教育指導課長補佐。
参考:「世界の民謡・童謡worldfolksong.com」
    https://www.worldfolksong.com/classical/leroy-anderson/syncopated-clock.html
