令和2年 11月19日小田川市長定例記者会見

 令和2年11月19日  小田川市長定例記者会見

令和2年11月記者会見

記者会見発表資料

2020.11.19記者会見資料 [PDF形式/1.37MB]

記者会見内容(要旨)

本日の記者会見では,「一般会計補正予算案」など令和2年第4回定例会へ提出する議案のほかに,「発熱患者の診療体制強化への支援」,「みらい土曜塾」,「こども食堂」などの取り組みについて,ご説明いたします。
 
まず,第4回定例会に提出する一般会計補正予算案の総額でございます。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,292万2千円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ269億9,028万4千円とするものでございます。
 
それでは,一般会計補正予算案の主な内容についてご説明いたします。
まず,「行政のデジタル化,及びGIGAスクールへの取組みに係る補正予算」として,456万8千円を計上いたしました。
 
内訳としましては,行政デジタル化の推進,並びにコロナ禍における新しい生活スタイルの一つとして,テレワーク及びサテライトオフィスの環境整備行い,市役所の働き方改革を推進するため, 庁内ネットワーク運用管理補助員の派遣業務委託費等に,102万5千円を計上しております。また,ギガスクール構想の拡充整備に,354万3千円を計上いたしました。
 
これは,市内小中学校のインターネット環境は,全て伊奈庁舎を経由し,外部と接続される構造となっていることから,小中学校における接続端末の安定した通信を確保するため,伊奈庁舎と
各小中学校の回線利用サービスを現行の回線より通信遅延の発生しにくい上位プランに,1月から,変更する費用としての,155万4千円と,各小中学校の臨時休校に対応するため,
Wi-FiルーターやWEBカメラ等の購入経費,198万9千円を計上しております。
 
続きまして,小中学校における新型コロナ対策に771万3千円を計上しました。
未だ収束を見せない新型コロナウイルス感染症の対策として,これまで実施してきた「スクールバスの増便及び増車」,並びに「小中学校施設の消毒作業」を3月24日まで延長するための経費でございます。
 
次に,小中学校の児童生徒数の増加に対応する経費として2,222万3千円を計上いたしました。
 
令和3年度は,令和2年度に比べ,小学校で128名,中学校で109名の児童生徒が増加する予測となっています。
児童生徒の増加に伴う学校管理備品の購入費として1,774万円,加えて,伊奈中学校駐輪場の増設工事費,217万8千円を計上いたします。
 
また,放課後子ども総合プラン事業においても,児童数の増加により,児童の受け入れを確保するため,来年度の富士見ヶ丘小児童クラブを2クラブ増設し,6クラブから8クラブとすることに伴い,児童用ロッカーや机といった,必要となる備品の購入費用として,230万5千円を計上するものでございます。
 
 
次に,市民税寄附金税額控除の対象拡大と減免要件について,第4回定例会に条例の一部を改正する条例案を提出いたしました。この条例による主な改正点は2点でございます。
 
1点目は,これまで市民税寄附金税額控除は,市内の事業所等に対する寄附金等が対象でありましたが,県民税税額控除の対象と同様に,県内の事業所等に対する寄附金等に拡大するものでございます。
2点目は,自然災害等が激甚化する中,被災された方の市民税を速やかに減額することが可能となるよう,条文を新たに追加するものでございます。
 
次に,市内医療機関に対する発熱患者の診療体制強化支援についてご説明いたします。
発熱などの症状が出た時には,身近な地域の医療機関に真っ先に相談・受診されることが多いと思います。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中,インフルエンザの流行期を迎え,地域医療の崩壊を防ぐため,医療スタッフを守り,市民が安心して受診できる診療体制を強化することは,大変重要であります。
そこで,本市独自の支援事業として,発熱患者の診療体制の強化を図る市内の医療機関に対して,発熱症状のある患者と一般の患者との空間を分離し,発熱患者の待合室や,診療スペースとして
活用することができるプレハブ設置の支援を行うことといたしました。
この支援事業には,市内の7医療機関から希望があり,順次,プレハブの設置を行っているところでございます。
 
次に,小学生の学力向上をサポートする「みらい土曜塾」についてご説明いたします。
「みらい土曜塾」は,児童の学力向上と学習への興味・関心を高めること,また,コロナ禍における勉強への不安を抱える児童や保護者へのサポートを目的に,伊奈小学校及び伊奈東小学校を会場として,10月24日から開講いたしました。
「みらい土曜塾」には,市内公立小学校の4・5・6年生から200名を超える応募があり,子どもたちは,学校で使用している補助教材を活用した学習や,習熟状況に応じたプリント学習に,
熱心に取り組んでおります。
講師には,教員を目指す大学生などにお願いし,「学校での勉強でわからないところがある」,「学校で学習した内容についてさらに深く学びたい」など,子どもたちからの質問に
親身になって対応いただいております。市としましても,進んで学習に取り組みたいという児童の意欲にしっかりと応えてまいります。
 
次に,「こども食堂」についてご説明いたします。
家庭での食事は,家族のコミュニケーションの場であるとともに,子どもの食育の観点からも大切な役割を果たしています。しかし,共働きのご家庭や一人親のご家庭など,生活のあり方が多様化していることから,子どもの「孤食」や「欠食」などの問題が注目されております。
市では,これらの課題解消に向け,「地域で子どもを育て,見守る場所」,「子育て世代の抱える困難に気づき,支援する場所」として,つくばみらい市社会福祉協議会と協同して,10月から市内5カ所で,「こども食堂」をオープンいたしました。
この「こども食堂」は,市の側面的支援の基に,現在,新型コロナウイルス感染症対策を十分にとったうえで,月に1回食事の提供を行っているものでございます。
今後は,子どもたちが,地域の高齢者やボランティアスタッフとのコミュニケーションを通じて「行儀よく食事をすること」,「好き嫌いをなくすこと」の大切さを身につけるなど,食育による子どもの成長に加え,勉強なども学べる,そして,幅広い世代の地域の交流拠点としての「こども食堂」を目指してまいります。
 
次に,成人年齢の引き下げに係るつくばみらい市の成人式実施方針についてご説明いたします。
令和4年4月1日から成人年齢が満18歳へと引き下げとなることから,今年6月に,伊奈高校の生徒200名と,市内公立中学校の3年生とその保護者399世帯を対象に,成人式に関する
アンケートをオンラインにより実施いたしました。
その結果としましては,アンケートにご回答いただいた約9割の方が,成人式は20歳で実施することを望まれており,また,国の調査においては,半数以上の方が同様の回答をしていることから,令和4年度以降における本市の成人式は,20歳に到達する年度の方を対象に,開催することといたしました。
 
なお,令和3年の成人式は,令和3年1月10日,日曜日,午後1時30分から,つくばみらい市総合運動公園体育館で開催いたします。
また,令和3年3月7日に予定しておりました「第5回みらいマラソン」につきましては,市内外から,多くの方々が参加されることから,参加ランナーや大会関係者の皆様の,新型コロナウイルスの感染防止に配慮し,今年度の開催を見合わせることといたしました。
 

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