ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、平成25年4月1日から子宮頸がん予防のための定期予防接種として実施しています。しかし、接種後の痛みや運動障害などの様々な症状の報告が相次いだことから、同年6月14日から積極的な接種勧奨を差し控えていました。令和3年11月、厚生労働省健康局からの通知により、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが改めて確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年4月から、HPVワクチンの接種勧奨を再開しています。
- ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応について(厚生労働省) [PDF形式/167.37KB]
- ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種を進めるに当たっての相談支援体制・医療体制等の維持、確保について(厚生労働省) [PDF形式/1.06MB]
接種希望の方は、厚生労働省ホームページのリーフレット等を確認し、HPVワクチンの有効性等について理解したうえで、接種をしてください。
- ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
- HPVワクチンに関するQ&A(厚生労働省)
- 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分におけるキャッチアップ接種に関する議論について(厚生労働省) [PDF形式/307.99KB]
対象者
定期接種対象者
つくばみらい市に住民登録のある小学校6年~高校1年相当の女性(転出日当日除く)
- 【概要版】小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ [PDF形式/4.06MB]
- 【詳細版】小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ [PDF形式/5.61MB]
キャッチアップ接種対象者(積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方)
つくばみらい市に住民登録のある平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性(転出日当日を除く)
キャッチアップ接種対象者のうち、定期接種を受けておらず、定期接種の対象年齢を過ぎてHPVワクチン(2価及び4価ワクチン)を令和4年3月31日までに自費で受けた方を対象に、償還払いを行っております。該当の方は、「過去に自費で接種したHPVワクチンの費用助成について」をご参照ください。
接種期間
定期接種
小学6年生の4月1日から高校1年生相当になる年度の3月31日まで
(標準的な接種時期:中学1年生相当の年齢)
※予診票は小学6年生になった年の4月に郵送しています。
キャッチアップ
令和7年3月31日(月曜日)まで
※今年度で終了です。
※接種は合計3回で、完了するまでに約6か月かかります。接種を希望する場合は、令和6年9月までに1回目を接種する必要がありますので、計画的に開始しましょう。
ワクチンの種類
下記の3種類のワクチンがあります。接種するワクチンや年齢によって、接種するタイミングや回数が異なります。
- 9価ワクチン(シルガード®9)
- 4価ワクチン(ガーダシル®)
- 2価ワクチン(サーバリックス®)
これまでに、2価または4価のHPVワクチン(ガーダシル®またはサーバリックス®)を1回または2回接種した方
原則として同じ種類のワクチンをお勧めしますが、医師と相談の上、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも公費で接種することができます。
注意事項
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の定期接種を、13歳以上のお子さんが保護者の同伴なしで接種を受けようとするときは、予診票上の「保護者が同伴できない場合」の欄にて、保護者自署欄にて接種の同意を確認できた場合に限ります。
参考
接種を受ける方へ
- HPVワクチン接種を逃してしまった方へ
- 女子高校生の皆さまへ
- 高校生相当の娘さんの保護者の方へ
- HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(概要版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901219.pdf - HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(詳細版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901220.pdf - 9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(定期接種版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001073356.pdf - 9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(キャッチアップ版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001073361.pdf - HPVワクチンの接種に関係する医療従事者向けリーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901222.pdf - キャッチアップ接種リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000918718.pdf
ワクチン接種後の注意
- HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ [PDF形式/1.24MB]
相談窓口
- 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種後に症状が生じた方に対する相談窓口(茨城県)
- ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口一覧(厚生労働省) [PDF形式/70.44KB]
- ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診察に係る協力医療機関について(厚生労働省)
- 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)による健康被害救済について(茨城県)
過去に自費で接種したHPVワクチンの費用助成について
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種について、積極的な接種勧奨を差し控えていたことにより公費で接種する機会を逃した方が、定期接種の期間を過ぎた後、令和4年3月31日までに自費で接種した場合は、接種費用の償還払いを行います。
対象者
以下のすべてに該当する方
〇令和4年4月1日時点で本市に住民登録があり、生年月日が平成9年4月2日から平成17年4月1日までの女性
〇16歳となる日の属する年度の末日までに、3回の定期接種を完了していない方
〇定期接種の対象年齢(高校1年生相当)を過ぎてから令和4年3月31日までの間に、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(2価サーバリックス®または4価ガーダシル®)を自費で接種した方 ※9価シルガード®9は対象外です。
申請期限
令和7年3月31日(月曜日)まで
申請方法
下記の書類を健康増進課窓口に提出してください。
1.つくばみらい市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意予防接種費用償還払い申請書兼請求書(様式第1号 [PDF形式/149.13KB]
2.接種費用の支払いを証明する書類(領収書、支払証明書など)
3.接種記録が確認できる書類(母子健康手帳、予防接種済証など)
※上記2、3の書類がない場合は予防接種を受けた医療機関につくばみらい市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意予防接種費用償還払い申請用証明書(様式第2号) [PDF形式/82.58KB]を記載してもらい、提出してください。 ※書類作成費用は、助成金の対象外です。