「じんざは男の子を助けられて、うれしかったから、心情曲線を上向きにしました。」
10月29日(水曜日)11時55分、3年5組教室。
「サーカスのライオン」の文章の叙述をもとに、物語の登場人物の気持ちを考える授業を行っていた。
物語に登場するライオンのじんざは、サーカスに通ってくれる男の子が来るのを楽しみにしていたが、男の子のアパートが火事になり、男の子を救うために犠牲となった。
ほとんどの児童が、犠牲となってしまったことで心情曲線を下向きに書く中、黒板の前のグループの児童は上向きにしていた。
教室の後ろのグループにいた児童は、
「今日は男の子のアパートが火事になってしまった。でも男の子が助かってよかったなあ。」
と、絵日記にまとめた。