1 特別の教育課程の内容
(1)特別の教育課程を編成・実施する学校
つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校
(2)特別の教育課程の概要
「グローバル人財」の育成を目指し、急速に進展するグローバル化に対応することができる人材を育成するため、小学校 1年生~2年生において、生活科の 35 時間分(1年生は 34 時間分)を設定する。
「英語活動」においては、つくばみらい市独自に配置している外国語指導助手(ALT)との 交流の機会を多く設け、体験的な活動をとおして外国語や異文化を理解し、自他の文化や価値を尊重することができるグローバルな視野や態度の素地を育む学習を行う。
(3)学校又は地域の特色を生かした特別の教育課程を編成して教育を実施する必要性
つくばみらい市では、幼小中において連続性のある教育を推進し、就学前の公立幼稚園でも、英語を用いた遊びなどを積極的に取り入れたり、外国人講師との英語での交流機会を設けたりしている。この幼小中における学びの継続性から、就学前の学びを小学校入学後においても継続する必要性があり、特別の教育課程を編成する必要がある。
(4)特例の適用開始日
令和6年4月
(5)取組の期間
令和8年3月 31 日まで
2 特別の教育課程の編成・実施計画に基づく実施状況
・計画通り実施できている
・一部、計画通り実施できていない
・ほとんど計画通り実施できていない
3 特別の教育課程に基づく教育の実施状況に関する自己評価結果
(1)第1学年児童による評価
(1) 英語活動の勉強は好きですか
割合(%) | |
とても好き | 72.8 |
好き | 16.1 |
ふつう | 7.8 |
あまり好きではない | 3.3 |
(2) ALT の先生といっしょの活動は楽しいですか。
割合(%) | |
とても楽しい | 72.6 |
楽しい | 25.7 |
ふつう | 1.1 |
あまり楽しくない | 0.6 |
(3) 英語をもっと話せるようになりたいですか。
割合(%) | |
とても話せるようになりたい | 75.1 |
話せるようになりたい | 18.6 |
あまり話せるようになりたくない | 2.8 |
話せるようになりたくない | 3.5 |
(4) 外国のことをもっと知りたいと思いますか。
割合(%) | |
とても知りたい | 69.8 |
知りたい | 22.3 |
あまり知りたくない | 3.9 |
知りたくない | 3.9 |
(2)第2学年児童による評価
(1) 英語活動の勉強は好きですか
割合(%) | |
とても好き | 63.4 |
好き | 19.6 |
ふつう | 8.9 |
あまり好きではない | 8.1 |
(2) ALT の先生といっしょの活動は楽しいですか。
割合(%) | |
とても楽しい | 66.2 |
楽しい | 28.3 |
ふつう | 5.0 |
あまり楽しくない | 0.5 |
(3) 英語をもっと話せるようになりたいですか。
割合(%) | |
とても話せるようになりたい | 70.0 |
話せるようになりたい | 21.5 |
あまり話せるようになりたくない | 4.9 |
話せるようになりたくない | 3.6 |
(4) 外国のことをもっと知りたいと思いますか。
割合(%) | |
とても知りたい | 64.7 |
知りたい | 26.3 |
あまり知りたくない | 4.0 |
知りたくない | 4.9 |
(3)保護者による評価
(1) 小学校1年生から外国語教育に取り組んでいることについて、どのようにお考えですか。
割合(%) | |
とてもよい | 70.8 |
よい | 23.7 |
あまりよくない | 0.8 |
よくない | 0.0 |
(2) お子様は、外国語教育の時間を楽しみにしていますか。
割合(%) | |
とても楽しみにしている | 27.3 |
知りたい | 43.7 |
あまり楽しみにしていない | 14.5 |
楽しみにしていない | 14.5 |
(3) 小学校1年生から外国語教育に取り組んでいることで、お子様が英語を繰り返し学ぶ機会が増えていると思いますか。
割合(%) | |
とても増えていると思う | 10.8 |
増えていると思う | 68.1 |
あまり増えていると思わない | 18.1 |
思わない | 3.0 |
(4)学校関係者(教職員)による評価
(1) 小学校1年生から外国語教育に取り組んでいることはよい。
割合(%) | |
大いにあてはまる | 41.4 |
あてはまる | 44.8 |
あてはまらない | 10.3 |
まったくあてはまらない | 3.4 |
(2) 小学校1年生から外国語教育に取り組んでいることで、児童が英語を繰り返し学ぶ機会が増えている。
割合(%) | |
大いにあてはまる | 44.8 |
あてはまる | 41.4 |
あてはまらない | 13.8 |
まったくあてはまらない | 0.0 |
4 実施の成果と今後の課題
(1)成果
・多くの児童が身の回りの物の言い方に慣れ親しみ、英語に興味をもつことができた。
・ALTとの授業により、英語を聞いたり話したりすることに意欲的な児童が多く見られた。
(2)今後の課題
・ALTの指示が理解できない児童も見られるので、担任による適切なサポート、日本語での説明を適宜入れていく。そのため、事前にALTとレッスンプランを共有し、授業の流れを確認して、サポートしやすくする。
・担任が児童と積極的に英語でコミュニケーションをしていけるように、クラスルームイングリッシュ集を作成し、共有する。