1 つくばみらい市における地域の特色を生かした特別の教育課程を編成して教育を実施する必要性
今日、英語は、様々な場面において国際共通語として用いられており、多くの外国人と交流を深め、国際理解を進める上で最も有効な言語であり、世界とのコミュニケーションを図る上で欠かせない言語であるといえる。今後、小学校における英語活動の充実はますますその重要性が高まることが予想され、それに的確な形で応えていくことが求められていくと考える。そのような中、「グローバル人財の育成」を目指すつくばみらい市は、国際化時代への積極的な取り組みの第一歩として、小学校の低学年における英語活動を教育課程に位置付けることで、様々な国の人とのふれあいを通して、優しさ・思いやりを基軸にした国際理解の精神を育てると共に国際コミュニケーションの素地を養い、次代を担う人づくりを目指していく必要がある。
2 本校における特別の教育課程の編成・実施にあたっての児童の実態と今後の方針について
本校は、「進んで学び、心豊かで、たくましく生きる児童の育成」を学校教育目標、「一人一人の子どものよさや可能性を引き出す活力ある学校」を目指す学校像とし、充実した教育活動を展開している。各学年5~6学級であり、200名前後の児童が各学年在籍している。小学校低学年で英語の学びを実施することで、公立幼稚園等で培った英語力をさらに継続して育成し、中学年からの「外国語活動」へと繋げる。
今後の方針としては、発達段階に応じて、英語での会話に積極的に取り組み、日常的に英語でコミュニケーションが図れる児童を育成したい。体験的な活動を重視しながら、外国語や異文化を理解し、自他の文化や価値を尊重することができるグローバルな視野や態度を育む学習を展開していく。
3 実施の期間
令和6年4月から