令和5年 11月16日小田川市長定例記者会見

令和5年 11月16日小田川市長定例記者会見

R5-4定記者会見

記者会見発表資料

20231116_記者会見発表資料 [PDF形式/1.22MB]

記者会見内容(要旨)

本日は、つくばみらい市定例記者会見を開催しましたところ、皆様には、ご多忙の中、ご出席いただき厚く御礼申し上げます。

先週の9日、当市富士見ヶ丘に複合商業施設がオープンしました。この施設には、マクドナルドや業務スーパーなどが入り、オープン当日は駐車場に入れないほどの盛況ぶりで、地域の賑わいが生まれたことをうれしく思います。市民の日常生活が豊かになるよう、私もさらにトップセールスを行っていきたいと思います。

本日の記者会見は、大きく2つ、お話しさせていただきます。

1つ目は、令和5年第4回定例会に提出する案件の中から令和5年度一般会計補正予算について。
2つ目に、市からのお知らせをさせていただきます。

まず、令和5年第4回定例会に提出する一般会計補正予算について説明させていただきます。
補正額としては、4億2071万4千円の増額となります。
補正の主な内容については、資料2の1ページをご覧ください。

今年で3年連続となる、ふるさと納税制度を活用した、産官学民の4者協働で社会課題の解決に向けた実証実験を実施します。
この事業は、物価高騰の影響により生活が困窮しているひとり親世帯に対し、クラウドファンディングにより集めた寄附金を原資に、市内産米を購入し、NPO法人が支援する東京圏のひとり親世帯に市内産米をお届けするものです。
令和5年12月8日から募集を開始し、令和6年2月以降に支援が必要な世帯に、市内産米をお届けするスケジュールとなっております。
令和3年度、4年度と、この事業を実施しましたが、まだまだ世間からの認知は低いため、今後もいち自治体として、関係各所の力を借りながら、社会課題に取り組む姿勢を全国に示していきたいとおもいます。
なお、補足ではございますが市民への支援としては、18歳未満の子どもがいる世帯の内、生活に困っているひとり親世帯などに対し、お米やレトルト食品・缶詰などの保存可能な食品や生活用品等を年に3回程度ご自宅へ配達する「みらい子ども宅食便」を社会福祉協議会が実施しています。

福島第一原発の処理水放出に伴い、風評被害を受けた稚内市のホタテを購入し、当市の給食で使用することで支援をいたします。
財源には「多核種除去設備等処理水風評影響対策事業補助金」を活用し、購入したホタテはシチューとして提供しようと考えております。提供は2月頃を予定しております。
また、物価高騰に対し、給食費を値上げすることなく、安全・安心で栄養価の高い給食を提供するため、食材の購入費用を補正いたします。
補正額は、稚内市のホタテ購入費用とあわせて、1956万9千円となります

それでは、市からのお知らせをさせていただきます。

今度の日曜日、11月19日に3回目となる、つくばみらい市米コンテストを開催いたします。
今回出品数は113件で、一次審査として、米・食味鑑定士協会に協力いただき、食味分析を実施、上位16件を選出しました。
コンテスト当日は、最終審査として、米・食味鑑定士協会の鈴木秀之(すずき ひでゆき)会長や米・食味鑑定士の資格を持つ秋沢毬衣(あきざわ まりえ)さん、養成講座を受講し米飯官能鑑定士の資格を取得した市民など16名の審査員が、食味官能審査として「外観、香り、味、粘り、硬さ」の5項目から審査を行い、投票により、最優秀米、優秀米、優良米を決定し、表彰を行います。
米コンテストに出品されたお米のうち、一定の食味値以上の生産者から、市独自のお米買い取り制度により市場価格に支援金を上乗せして市がお米の買い取りを行います。買い取ったお米は、市内産米の認知度向上及び消費拡大を図るため市内スーパーなどで販売するほか、ふるさと納税とも連携して活用していきます。
また、今年は「みらい米おにぎりコンテスト」「みらい米フォトコンテスト」を同時開催いたします。
当市では、お米を食べよう条例を制定し、市内産米の消費拡大などを目的に、毎日お米を食べよう運動を推進しています。
この運動の一環として、お米に興味と親しみを持つこと、お米の魅力を感じ伝えることをテーマに、当市在住・在勤・在学の方々から募集しました。当日は応募作品の中から、グランプリ、準グランプリを決め、表彰を行います。
応募作品については、お米をテーマとしたプロモーション活動などで利用させていただきます。

令和7年度には、当市が第27回米・食味分析鑑定コンクール国際大会の開催地となるため、さまざまなプロモーションを行い、機運を高めていきたいと思います。

米コンテストと同日に、伊奈庁舎前駐車場で、つくばみらい市商工感謝祭が行われます。
商工会員による市内の物産販売や子どもたちも楽しめるアトラクションが行われるなか、当市観光協会が稚内市の特産品の販売を実施します。今回販売するのは、稚内ブランド認定の「ほっけくんせいスティック」「一夜干姫ほっけ」「真ほっけみりん干し」「まるごと食べられる真ほっけ甘みそ漬け」「蛸と昆布のアヒージョ」「宗谷岬産刺身用ほたて玉冷」になります。
稚内市とはつくばみらい出身の偉人である間宮林蔵先生のつながりから、以前より交流を深めてまいりました。
コロナも落ち着きを見せ、実質的な交流が再開できるタイミングとなりましたので、10月16日から2日間、表敬訪問に伺いました。道内の新聞にも取り上げられ、さらなる友好関係を築くことができると期待しております。
今後は、稚内市のホタテを給食に取り入れるなど、さらに稚内市との交流事業を推進していければと考えています。

ふるさと納税におきましては、今年の10月から新しい審査基準が示され、その中で当市の返礼品も新たに、ふるさと納税市場の最盛期に向けて頑張っていくところです。現在、当市の返礼品数は約880件になっており、その中でも今回3つピックアップしてご紹介させていただきます。
1つ目は、丸山海苔店の「すしのり」です。
ミシュラン三ツ星、銀座のプロも愛用する、丸山海苔店のおいしい海苔がご家庭でも味わえます。
2つ目は、庄七農園の「ほしいも」です。
収穫してから2カ月以上熟成し、基準の甘さを越えたものだけを使用し、丁寧に蒸しあげていきます。色、食感、味、すべて高水準の、しっとりとした干し芋です。
3つ目は、株式会社いくとせの「ミートローフと焼きソーセージのミックスセット」です。
食肉加工会社「いくとせ」のソーセージは、国際線ファーストクラスの機内食に提供実績があり、ドイツ伝統製法に基づき、肉の選定からスパイス配合など、こだわりの逸品です。
この3つは、当市の返礼品の中でもリピーターが続出で、ソーセージは百貨店の催事などでも行列ができるプレミアムなソーセージです。
さらに、新しい返礼品として、当市にある、落合陽一氏が代表を務めるピクシーダストテクノロジーズ株式会社から、「超音波スカルプケア・ソノリプロ」と「イワセミ吸音材」が新しく返礼品に加わりました。
この会社は、2019年、当市との縁があり「新たな技術が生まれる場所」として、研究開発拠点「テクノトープ」を開設しました。
この拠点で、企業の強みを活かしたスカルプケアや、吸音材といった商品が開発され、ふるさと納税のフィールドを活用して、当市も一緒にPRをすることとなりました。
今まで当市では取り扱っていなかった返礼品となるので、これからの寄附に期待しています。
本日は、少しですが返礼品を試食いただきたくご用意しましたので、ご賞味ください。
今年も残り少なくなりましたが、新しい返礼品とともに、今後も当市のふるさと納税をPRしていきます。
記者のみなさまのご寄附も心よりお待ちしております。

12月1日、当市に産婦人科医院「つくばみらい遠藤レディースクリニック」が新しく開院します。
新設の産婦人科医院の開院は、県内でも珍しく、13年ぶりということです。
当市では、妊娠期からのサポートを充実させ、「地元で子どもを産み、地元で安心して子育てできる」まち を実現するため、「みらいこども基金」を設立し、市内になかった産科医療施設の誘致を進めてきました。その中、富士見ヶ丘地区へ、筑西市にある医療法人修英会遠藤産婦人科医院の誘致が実現しました。市内初となる産婦人科医院となりますので、当市としても、さきに設立した基金でサポートいたしました。
この医院では、出産はもとより婦人科の治療や産後ケアに加え、乳腺外科の治療も受けられる、県内でも珍しいクリニックとなります。本日、午後3時から、内覧会が行われます。院内には、機器設備も設置され、新設医院を一目見るべく、妊産婦の方も多く参加されると思われます。クリニック側より、妊産婦の方への対応の都合上、私と一緒ならば取材対応ができると伺っているので、取材ご希望の場合は一緒にいきましょう。

どの職員も、直接、私に施策提案や業務改善の提案を行える制度を明日から試行することとしました。
施策提案や、業務改善といったことは、頭で考えていても、日々の業務に追われ中々口に出せないでいると思います。
また、これまでは私に届くまでに各部局が詳細に施策の中身を検討したりと、時間がかかっていました。
この制度は、職員の担当業務以外にも、課内の業務、はたまた、他の課の業務についての「解決すべき課題」を提案できるものとします。この提案は私だけが見られるものとし、対応が必要と判断した場合は、提案者の名を明かさずに私から担当部長へ指示を出します。私に提案する際も、名前を出す、出さないは提案者の自由とします。
このように、誰もが提案しやすく、よりスピーディーに施策の実行・業務改善がなされる仕組みとします。

冬のイベント情報です。

12月23日(土曜日)、市の防災訓練を実施します。
大雨等による鬼怒川・小貝川の水位上昇に伴う避難訓練で、伊奈庁舎に災害警戒本部、情報共有室を設置し、富士見ヶ丘小学校に避難所を開設いたします。
当日は、浸水想定エリアに指定されている「福岡・十和地区」の市民約50名にも参加いただき、避難支援訓練や避難行動実施訓練も実施いたします。また、県防災危機管理課に指導いただくほか、消防団にも訓練に参加いただき、有事の際の連携の確認をいたします。

次に、
年が明け、1月7日(日曜日)、令和6年 二十歳の集いを、日本スポーツ振興パークみらいの体育館で開催します。
これまでコロナ禍で、来賓者数の制限や式典時間の短縮など、感染リスクの軽減を図りながらの開催でした。
今回は、コロナやインフルエンザといった感染症への注意喚起を行いますが、マスク着用等の義務づけはせず、コロナ前に近い形での開催とします。人生の節目として、これからの未来を考えるような機会になれば幸いです。

次に、
1月9日(火曜日)、令和6年 つくばみらい市新春の集いを、茨城ゴルフ俱楽部で開催します。
こちらも、二十歳の集い同様、招待者数の制限や会場内での飲食を取りやめるなどの開催でしたが、今回から、立食形式での開催とします。参加予定者は、約200人を見込んでおります。

次に、
1月27日(土曜日)、28日(日曜日)に、ワープステーション江戸でクールジャパンイベントを開催します。
当市と市観光協会、ワープステーション江戸、首都圏新都市鉄道株式会社など8団体で「ワープステーション江戸を活用したインバウンドコンテンツ造成実行委員会」を結成、茨城県のインバウンドコンテンツ造成支援事業補助金を活用し、つくばエクスプレスを活用したイベントを企画しました。
ワープステーション江戸の野外オープンセットでアニメや時代劇のコスプレ撮影などを楽しめるイベントとなります。
つくばエクスプレスを活用すれば都内から約1時間でアクセスでき、多くの方々に気軽に足を運んでいただけると思っております。
詳細については今後、当市や市観光協会、同実行委員会の事務局である首都圏新都市鉄道などのホームページでお知らせします。

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