令和5年 8月29日小田川市長定例記者会見

令和5年 8月29日小田川市長定例記者会見

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記者会見発表資料

20230829 記者会見発表資料 [PDF形式/1.02MB]

記者会見内容(要旨)

去る8月2日、茨城県より再公募していた当市福岡工業団地の「圏央道インターパークつくばみらい」の2区画について、ダイキン工業株式会社と大和ハウス工業株式会社に決定したとの発表がありました。事業用地を提供いただいた地権者の皆様、併せてこれまで事業を共に推進していただいている茨城県に対しまして、改めて心より感謝申し上げます。
今回の2社の決定により、当初計画のとおり、造成工事竣工前に本地区内のすべての区画において立地企業が決定し、既に同地区への立地が決定している日清食品株式会社をはじめとした日本の産業を牽引する企業5社とともに、今後ますます地域経済の活性化や雇用の創出につながるものとおおいに期待しております。当市といたしましても、立地企業の円滑な操業に向け各種支援に取り組んでまいります。

次に、本日伊奈高生3名がインターンシップとして、この記者会見に参加いたします。伊奈高生のインターンシップは毎年受け入れており、予算ヒアリングや、計画策定にかかる会議へ参加してもらうなど“行政”を体感してもらうインターンシップとなっております。今日は、質疑の際のマイク受け渡しなどさせていただきます。

本日の記者会見は、大きく2つ、お話しさせていただきます。

1つ目は、令和5年第3回定例会に提出する案件の中から令和5年度一般会計補正予算についてと、子育て応援住宅事業について説明させていただきます。2つ目に、市からのお知らせをさせていただきます。
まず、令和5年第3回定例会に提出する一般会計補正予算について説明させていただきます。
補正の主なものとしては、物価高騰による支援として、「みらい子育て世帯応援特別給付金支給事業」に1億755万5千円
「貨物自動車運送事業者支援事業」に2500万円
民間の放課後児童クラブ誘致として「放課後子ども総合プラン事業」に2400万円
補正額としては、2億4389万3千円の増額となります。

その他については、資料2の1ページをご覧ください。

物価高騰による支援についてご説明いたします。
まず、みらい子育て世帯応援特別給付金支給事業です。
食費等の物価高騰の影響を受ける0歳から18歳の子どもを養育する子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活支援を行うため、市独自の特別給付を行います。支給額は、対象の子ども一人当たり一律1万円です。ですので、3人子どもがいる世帯は3万円の支給となります。対象者の見込み人数は1万500人となります。
市からの児童手当を受給している世帯は申請不要ですが、16歳から18歳のお子さんいる世帯で児童手当を受給していない世帯など、児童手当の受給状況により申請が必要な世帯がございます。
その申請期間は10月上旬から令和6年3月31日を予定しています。
支給時期に関しましては、10月下旬から順次開始してまいります。

つぎに、貨物自動車運送事業者支援事業です。
原油価格高騰による燃料油の価格上昇に直接的な影響をうけている貨物自動車運送事業者に対し、支援金を交付します。
対象は、市内に本社や支社、営業所を有する中小企業の貨物自動車運送事業者で、1台当たり5万円の支給をいたします。ただし、1事業者当たり50万円を上限といたします。対象の事業者は、50社を見込んでおります。
10月から申請受付を開始し、順次支給してまいります。

最後に、放課後子ども総合プラン事業です。
みらい平地区の児童クラブ利用者数増加に対応するため、補助金を交付し、みらい平地区に民間の児童クラブを誘致します。
現在、市内の児童クラブは8か所あり、人口増加が著しいみらい平地区においては、定員ギリギリの利用状況となっています。
今後も児童クラブを利用したい世帯はさらに増えていくと見込んでおり、その受け皿を増やすことは近々の課題となっております。
そこで、みらい平地区へ民間児童クラブを誘致することとし、子育て世帯が安心して子育てできる環境を目指します。
今回の補正は、国・県の制度を活用し、児童クラブの施設整備にかかる補助金を交付するものです。
なお、当市においては、初の民間児童クラブとなります。民間の力を活用することにより、早期の施設整備や、特色のある体験・活動ができるクラブを期待しております。

続きまして、子育て応援住宅についてご説明させていただきます。
去る、6月27日に公募型プロポーザルを実施し、PFI事業の実施にあたる事業者を選定いたしました。
今定例会においては、子育て応援住宅条例、指定管理者の指定、事業契約の締結についての議案を提出いたします。
子育て応援住宅条例については、入居者の資格・公募に関すること、指定管理者の業務範囲に関することなどを明記したものを提出いたします。
指定管理者の指定については、地方自治法に基づき、選定事業者である、(株)つくばみらいタウンを指定する議案を提出いたします。
そして、既存施設の解体工事、子育て応援住宅施設の整備、維持管理および運営業務を一括した事業契約の締結の議案を提出いたします。
契約締結後は、関係機関と調整しながら、令和6年12月の完成に向けて取り組んでまいります。

次に、市からのお知らせをさせていただきます。
1つ目は、総合教育支援センター開所のおしらせです。
10月1日(日曜日)に旧十和小学校を活用した「総合教育支援センター」を開所します。
「総合教育支援センター」は、教育相談、いじめ対応など、教育全般に関して支援する施設となります。また、適応支援教室「なのはな」を移設し、不登校児童生徒の支援も行います。
職員は、相談員を4名、支援員を4名配置します。
相談員は、学校へも出向き、「校内フリースクール」の支援も行います。
また、8名の職員のほか、スクールカウンセラーを配置し、児童生徒や保護者の様々な悩みの相談にも対応し、適切な支援につなげてまいります。
現在の「なのはな」では、小中学生が一つの教室で学習しています。
総合教育支援センターでは、小中学生を分けた学習指導ができ、体育館や校庭、特別教室なども子どもたちのニーズに合わせて使用することができます。
以上のように、総合教育支援センターでは、これまで以上に相談・支援体制を強化し、子どもたちの健やかな成長を総合的にサポートしてまいります。
センター開所にともない、10月2日(月曜日)に開所式を執り行います。ぜひ、取材をお願いいたします。

2つ目は、コンビ株式会社と一緒に進める子育て支援についてです。
当市は、8月3日にコンビ株式会社と子育て支援に関する協定を締結しました。
お互いのこれまで培ってきた「出産」、「子育て」に関するノウハウや知見を活用しながら、子育て支援などに関する事業を実施することにより、子育て世帯の生活を豊かにするとともに、安心して子どもを産み、育てることができるまちの実現に向けて取り組んでまいります。この協定にもとづき、コンビ株式会社の協力を得ながら、2つの子育て支援イベントを開催します。
第1弾は、10月20日(金曜日)ワープステーション江戸において、市内在住の未就学の子とその保護者を対象に、「おやこハロウィンパレード2023」を開催します。普段入ることのできないワープステーション江戸を、子どもたちが仮装してスタンプラリーや写真撮影などをしながら歩き回ります。また、コンビ株式会社が提供するミニゲームコーナー「はじめてのお箸チャレンジ」や、大道芸人のショーなど子どもたちが楽しめるアトラクションを用意いたします。
第2弾として、11月12日(日曜日)これから出産準備を始める方々を対象に、「プレママ・プレパパレッスン」をみらい平市民センターでコンビ株式会社と共同開催いたします。出産前の準備や、出産後に必要な知識の説明など、講師によるレッスンや、沐浴体験、ベビーグッズ体験もでき、出産に関して様々な悩みや相談事を抱えるママパパの妊娠・出産・育児に関する悩みを解決していきます。

3つ目に、本年の秋に開催する主なイベントの情報をおしらせします。
9月30日(土曜日)に高砂熱学工業との包括連携事業の一つ、「たかさごマルシェ」を開催します。
新鮮な農産物の直売や、キッチンカー、ハンドメイド商品の販売、高砂熱学イノベーションセンターの特別公開など、来場者が楽しめるイベントとなっております。さらに今回は、地域で活動する多くの市民活動団体も参加いただく予定です。前回は800名を超える多くの方々が来場くださいました。今回も楽しみにしてくれている方が多くいると思われます。ぜひ、取材をお願いいたします。

10月8日(日曜日)、9日(月曜日)に茨城デスティネーションキャンペーンのひとつとして、「ワープテアトルつくばみらい~演劇と肝試しな夜~」を、市内にある国内随一の時代劇オープンセットロケ施設“ワープステーション江戸”で開催します。
普段入ることのできないワープステーション江戸において、江戸から昭和の野外セットを舞台に、プロの役者による演劇と、夜にはその街並みを使った肝試しを行います。肝試しは昨年も開催し、江戸の町に子どもたちの悲鳴が響き渡り、大変盛り上がりました。
今年は、楽団による生演奏や、縁日、着物レンタル着付けなど、イベントも多数用意いたします。ぜひ、取材をお願いいたします。

11月は、芸術の秋・食欲の秋といった文化芸術に関するイベントを多く開催いたします。

11月4日(土曜日)、5日(日曜日)に18回目となる「つくばみらい市文化祭」を開催します。
きらくやま世代ふれあいホールにおいて、ステージ発表と作品展示。日本スポーツ振興パークみらいにおいて、作品展示を行います。市民の文化芸術活動の促進と、発表の場として、文化協会の会員のみなさんや市民の方々の気持ちのこもった発表・展示が行われます。

11月12日(日曜日)には、シティプロモーション事業として昨年度開催した「ミライアートフェスティバル」を今年度も開催します。
市内の子ども達がアーティストと一緒に、市のシンボルとなるアートをつくり、その体験をとおして、自分たちが住む街への愛着を深めてもらうプロジェクトです。来月から、小学生向けのワークショップなどを開催し市内に新たなシンボルをつくっていき、イベント当日は、こども達とのワークショップの様子を収めたドキュメンタリー映像の公開や、アートワークショップ、キッチンカーの出店など、来場者が楽しんでいただけるイベントとなっております。

11月19日(日曜日)には、3回目となる「つくばみらい市米コンテスト」を開催します。
一次審査として、「第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会inつなん」において食味分析をおこなった結果の上位16件を、最終審査として、食味官能審査を行います。また、本年4月1日に「お米を食べよう条例」が施行され、「毎日お米を食べよう運動」を推進しており、お米に興味や親しみを持ち、当市のお米の魅力をPRするため、今年度より「みらい米おにぎりコンテスト」「みらい米フォトコンテスト」を実施しています。米コンテスト当日に、これらのグランプリなどの表彰を、併せて実施いたします。さらに、伊奈庁舎敷地内では、つくばみらい市商工会による商工感謝祭も開催します。

どのイベントも例年多くの方が参加されるイベントとなっております。ぜひ、取材をお願いいたします。

 

 

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