令和3年 11月18日小田川市長定例記者会見

令和3年 11月18日小田川市長定例記者会見

2021.11.18市長記者会見

記者会見発表資料

2021.11.18記者会見資料 [PDF形式/1.84MB]

記者会見内容(要旨)

本日は、つくばみらい市定例記者会見を開催しましたところ、皆様には、ご多忙の中、ご出席いただき、厚く御礼申し上げます。

本日の記者会見は、新型コロナウイルスへの対応と、11月24日に開会されます、令和3年第4回市議会定例会に提出する主な案件等について、発表させていただきます。

始めに、新型コロウイルスへの対応でございますが、3回目のワクチン接種や、安全・安心な成人式の挙行に向けた、抗原検査の実施などについて、ご説明いたします。
3回目の新型コロナウイルスワクチンにつきましては、国が示す、2回目接種から原則 8か月を経過した方を対象に、12月から開始いたします。ただし、12月から3回目接種の対象となる方は、市外の大学病院などで、2回のワクチン接種を、3月、4月に受けた医療従事者 約500人がその対象となります。
そして、1月からは、高齢者施設の入所者及び従事者、65歳以上の高齢者という順に、進めてまいります。
つくばみらい市は、11月1日現在の 12歳以上のワクチン接種対象人口 45,787人のうち、11月18日現在の2回目のワクチン接種者数は、40,002人で、接種率は 87.36%となっております。
3回目のワクチン接種も、市民の関心が高く、接種する方も多いことが予想されるため、集団接種と個別接種の2パターンを維持するとともに、集団接種会場までの無料送迎バスを運行し、市民の皆さんが、3回目のワクチン接種を受けやすい環境を確保して実施いたします。

次に、令和4年の成人式についてでございます。
昨年度は、新型コロナウイルスの影響により成人式を中止又は延期する自治体がありましたが、つくばみらい市では、予定通り開催いたしました。もちろん、何の対策もしないで行ったわけではなく、会場内の 「3密」 対策を行うとともに、感染防止対策の一つとして、抗原検査キットを新成人及び関係者に配付し、全員の陰性結果を確認した上で実施しました。この実績を基に、安全に安心して参加していただけるよう、昨年度に引き続き、式典関係者全員に抗原検査を行い、令和4年成人式を1月9日に開催いたします。
なお、抗原検査キットに係る経費は、第4回定例会に補正予算として計上しております。

次に、コロナ禍で、大きな影響を受けながら、事業を継続している地域交通事業者を支援します。地域交通は、買物や通院など、市民の日常的な移動に必要不可欠なサービスであります。市としましては、こうした地域交通事業者への支援を行い、市民の移動手段を維持し、安心して生活できる環境を確保してまいります。

次に、令和3年第4回市議会定例会に提出いたします案件について、ご説明いたします。
今回提出する案件は、報告案件2件、条例の改正案件8件、指定管理者の指定案件2件、和解及び損害賠償案件1件、補正予算案件7件の合わせて 20案件でございます。
それでは、今定例会に提出する主な案件について、ご説明いたします。
まず、条例関係でございますが、条例改正案件としまして、全部で8件ございます。
本日の記者会見では、「つくばみらい市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税及び都市計画税の特別措置に関する条例」と「つくばみらい市雇用促進奨励金条例」についてご説明いたします。
この2つの条例は、いずれも企業立地促進優遇制度で、令和4年3月31日までの時限措置として実施してまいりましたが、今回の改正で、適用期限を5年間延長し、令和9年3月31日までとするものでございます。この条例改正により、現在進めている福岡工業団地第2期地区等への企業誘致を推進し、市民の雇用促進を図ります。

次に、議案第76号 「令和3年度つくばみらい市一般会計補正予算 第8号」についてでございますが、歳入歳出予算の総額に、それぞれ 1億3,161万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 221億1,347万3千円とするものでございます。また、継続費として、209万円、債務負担行為として、4億4,497万6千円を計上いたしました。
なお、国が、人事院勧告による「期末手当」の引き下げを行わない場合には、その方針にならい、今回提出する補正予算額から、人事院勧告による人件費に係る補正額を取り下げる場合があります。

それでは、主な歳出予算の内容について、ご説明いたします。
今回提出する一般会計補正予算のうち、新型コロナウイルス対応分としまして、8,154万7千円を計上いたしました。 主な内容ですが、まず、一つが、議会の新しい運営方法として、第3回定例会から議会のライブ配信が始まりました。
新型コロナウイルス感染症の対策としての取り組みでございますが、市民が、オンラインでも、臨場感があり、より議会を身近に感じながら傍聴していただけるよう、議員席を映すためのカメラを増設する経費として、53万7千円を計上いたしました。

次に、先ほどご説明いたしました3回目のワクチン接種に係る経費として、コールセンターや送迎バスの運行業務等の委託費用として、7,100万円を計上しております。

最後に、新型コロナウイルス感染症の影響で、中学校での、修学旅行や宿泊学習が延期となり、旅行会社へのキャンセル料金が発生しました。このため、保護者等の費用負担を生じさせないよう、キャンセル料の全額を市が負担するため、160万2千円を計上いたしました。このほか、先ほど説明いたしました成人式に係る抗原検査に90万8千円、地域交通事業者への支援として、750万円を計上しております。

次に、小中学校の教育環境の充実及び強化に係る予算についてご説明いたします。
教育関係に係る今回の補正予算額は 1,883万4千円で、債務負担行為事業は2事業で 2億2,930万6千円を計上いたしました。
補正予算としては、コロナ禍でも子どもたちの学びを止めない学習環境を構築するため、自宅にWi-Fi環境のないご家庭への支援として、Wi-Fi設備の整備に係る補助と、低所得世帯への通信費用の助成を行うため、合わせて 206万5千円を計上いたしました。
ICTを活用し、すべての子どもたちが安心して学ぶことができる教育環境を構築してまいります。

次に、小中学校における英語教育の強化に向けて、外国語講師を現在の13名から、16名に増員するため、外国語指導助手の派遣業務に
2億2,677万6千円を令和6年度までの債務負担行為として計上いたしました。
つくばみらい市では、小中学校を通じて、子どもたちが言語や異文化に対する理解を深め、積極的なコミュニケーションを図ろうとする態度や能力の育成に努めております。
今回、外国語講師を増員することで、ネイティブな発音での授業や異文化に触れる機会を増やし、より効果的で、興味を促す英語教育を推進してまいります。
つくばみらい市のGIGAスクール構想の推進にあたりましては、児童生徒一人一人にアカウントを発行し、ICT教育を進めているところです。年度の切り替え時には、児童生徒一人一人のアカウントの再設定が必要となり、4月初旬の教職員の業務負担がこれまで以上に増大することから、教職員の働き方改革の一つとして、アカウント発行及び年次処理システムを導入し、業務量を大幅削減するため、253万円の債務負担行為を計上いたしました。

最後に、「おくやみ窓口」の設置など、今後の予定についてお知らせいたします。
市では、令和4年1月19日(水曜日)から、毎週水曜日、伊奈庁舎内に「おくやみ窓口」を開設します。
身内の方が亡くなられたとき、ご遺族は、どのような手続きが必要になるかわかりにくく、精神的な負担が大きいことが懸念されます。また、市役所における手続きに際し、各窓口での待ち時間や、様々な書類の記載も負担になります。
そのため、ご遺族のご負担を少しでも低減するため、11課、30種類ある手続きの中から、職員が、事前に確認・準備することで、お待たせすることなく、スムーズにワンストップでの手続きが可能となる「おくやみ窓口」を設置いたします。

次に、米コンテストについてですが、市では11月14日に「第1回つくばみらい市米コンテスト」を開催しました。
つくばみらい市は、古くから、肥沃な土壌、小貝川等の豊富な水源、安定した気象条件に恵まれ、品質の良い米栽培が続く、「谷原三万石」と呼ばれる米どころです。
米コンテストは、市内産のお米のおいしさや、品質の高さを市民の皆様に、知ってもらうきっかけを創出するとともに、その認知度及び消費拡大を図り、生産者個々の栽培意欲と、更なる品質の向上へと繋げるために、今回新たに取り組んだ事業でございます。
米コンテストの一次審査については、「米・食味鑑定士協会」が主催する第23回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会in富士山に出品し、その一次審査で行う食味分析の鑑定結果から、コシヒカリ部門で 10名、一般部門で 5名を選出しました。
出品した市内産米全体の評価としては、コシヒカリ及び一般部門の、食味値の平均が、いずれも「80」を超えており、市内産のお米は「良品質米」であることが、あらためて証明されました。そして、11月14日に実施した二次審査では、食味分析鑑定結果の上位に選出されたお米を、米・食味鑑定士や米飯官能鑑定士等による審査員16名が五感を駆使し、市内産米の中の最優秀米を決定しました。
今後も、生産者と消費者の距離を近づけ、つくばみらい市で育てられたおいしいお米の地産地消を拡大するとともに、ふるさと納税の返礼品として全国にPRし、その需要を高めてまいります。

次に、令和4年新春の集いについてご説明いたします。
つくばみらい市の賀詞交換会は、「つくばみらい 市新春の集い」と称 し、毎年、年初につくばみらい 市新春の集い世話人会が主催 となり開催しております。
令和3年につきましては、新型コロナ感染症の影響により中止といたしましたが、令和4年は、招待者を、原則、市内在住者に限定し、会場での会食を中止するなど、規模を縮小して開催することが決定されましたので、お知らせいたします。

私からの説明は以上でございます。

 

 

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