平成30年8月23日小田川市長定例記者会見

平成30年8月23日小田川市長定例記者会見

一般会計補正予算案

補正予算の規模といたしましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ、9,108万9千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ、179億2,676万9千円とするものです。
歳出の主なものですが、今年に入り、1月から2月にかけての「豪雪」によって、福井県では1500台もの車が道路上に立ち往生するということがありました。6月には震度6弱を記録した「大阪北部地震」、そして先月には、西日本に甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」と、天変地異による大きな災害が立て続けに発生しております。そのようなことから、今回の補正では、安心・安全なまちづくりに資する施策についてをメインに計上いたしました。
初めにブロック塀等緊急補修事業といたしまして、515万2千円を計上いたしました。先日の大阪北部地震でのブロック塀等の倒壊被害を受けまして、市内の公共施設のブロック塀等を点検した結果、教育関連施設及び消防関連施設に倒壊の危険性が高く、早急に対応しなければいけない箇所がありましたが、それについては、直ちに対応しております。今回の補正につきましては、緊急性は高くないものの、現在の建築基準法に適合していない箇所がありましたので、その補修工事を行い、安全を期すものであります。
次に、わかくさ・すみれ両公立幼稚園の耐震補強工事実施設計業務委託料としまして、3,067万2千円を計上いたしました。この件につきましては、両幼稚園の再整備について検討をお願いしておりました幼稚園再整備検討委員会から「早急に耐震補強工事を行い子どもたちの安全を確保すべき」との報告を受けたところであります。市としましては、検討委員会の報告を尊重し、今年度に設計を行い、一刻も早く改修を実施し、子どもたちの安全を図るものであります。
次に、防犯対策事業として、市内4か所の交差点に防犯カメラを設置いたします。これに234万1千円を計上しました。平成31年の茨城国体に向けて、県からの補助を受け設置するものであります。今回は、茨城国体に関する犯罪抑止を目的としての設置でありますが、設置する箇所は、いずれも通学路になっており、併せて、児童生徒の安全安心対策も図れると考えております。
この他、新規に取り組む事業をいくつか計上しております。
その一つに、自転車駐車場管理事業といたしまして、393万3千円を計上いたしました。利用者の増加が著しいみらい平駅前自転車駐車場につきまして、平成32年度から同駐車場の有料化及び公益財団法人 自転車駐車場整備センターへの運営委託を予定しており、それに伴う施設改修関連としまして、駐車場測量業務委託料126万4千円、臨時駐車場設置工事費266万9千円を計上しております。なお、みらい平駅前自転車駐車場の改修工事につきましては、平成31年度に公益財団法人 自転車駐車場整備センターが行う計画となっております。
次に、まちづくりアドバイザーの雇用のため、76万4千円を計上しました。
私は、みらい平地区などの新市街地と既存集落のバランスのとれた「まちづくり」を進めてまいります。そのため、まちづくりに関する専門的な知識を有する方を参与として雇用し、色々とアドバイスをいただく考えでおります。今年度は、都市計画マスタープランや立地適正化計画を策定します。まずは、これら計画の策定について意見をいただきながら進めてまいります。
次に、つくば地域図柄入りナンバー普及促進事業として、15万円を計上いたしました。本年10月頃より筑波山の図柄を背景にした「つくばナンバープレート」の交付が開始される予定であります。これを受け、地域振興・観光振興を推進するため、市長車、議長車、副市長車、伊奈・谷和原両庁舎の公用車2台ずつの計7台を図柄入りナンバープレートに変更するものです。
最後に、茨城国体推進事業といたしまして、500万円を計上いたしました。平成31年の茨城国体が開催されるにあたり、茨城県市長会より500万円の助成金の交付を受けております。市におきましては、デモンストレーション競技3種目を開催するにあたり、運営経費等を来年度の当初予算に計上する予定でしたが、この500万円を国体実行委員会へ助成し、デモンストレーション競技のPR等の準備を前倒しして進めるものです。

次に歳入の主なものについてですが、県補助金として、歳出で説明いたしました防犯カメラ設置の財源に80万円、地方債では、わかくさ・すみれ両幼稚園の耐震補強工事実施設計委託料などの財源として防災対策事業債2,630万円、諸収入では、市国体実行委員会補助金の財源として県市長会からの茨城国体関連事業助成金500万円を計上いたしました。また、その他繰越金3,156万円が主な歳入であります。
今定例会に計上した一般会計補正予算は以上です。

その他の議案(議案書に基づく説明)

今定例会議案書の報告第10号健全化判断比率等の報告についてでありますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び 第22条第1項の規定に基づき報告するものです。
次のページにあるとおり、実質赤字比率と連結実質赤字比率については、いずれも赤字額がないので、ハイフンとしており実質公債費率は7.5%、将来負担比率は64.5%となっております。
なお、平成28年度は、実質公債費率は7.6%、そして将来負担比率は82.9%であり、29年度は幾分、向上した結果となっています。
議案第44号つくばみらい市同意企業立地重点促進区域における緑地面積率等を定める条例の一部を改正する条例でございますが、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、つくばみらい市同意企業立地重点促進区域における 緑地面積率等を定める条例の一部を改正するものです。また、工場立地特例対象区域に土地区画整理事業として行う「福岡工業団地」を追加するものです。
議案第48号平成30年度つくばみらい市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出 それぞれ5、130万2千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ49億6、685万7千円とするものです。
歳出の主なものといたしましては、平成29年度退職者医療交付金、平成29年度療養給付費等負担金の確定により超過交付金を返還するため増額するもののほか、国保制度改革に伴うシステム改修のため増額するものです。
議案第49号平成30年度つくばみらい市介護保険特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5、659万2千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億7、783万円とするものです。
歳出の主なものといたしましては、平成29年度決算に基づく実績報告の結果、返還金が生じたため、諸支出金の償還金3、086万円を増額しました。内訳としましては、国庫支出金に係る返還金1、686万3千円、県支出金に係る返還金959万7千円、支払基金交付金に係る返還金440万円でございます。また、繰出金につきまして、決算に基づき一般会計繰入金の超過分を繰り戻すものです。
議案第50号 平成30年度つくばみらい市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、ページ右側に記載のとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ146万1千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億9、407万4千円とするものです。
歳出の主なものといたしましては、公共下水道管渠施設の機器の故障等を早急に修繕する必要があるため修繕費を増額するものであります。
議案第51号 平成30年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ148万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億2、813万6千円とするものでございます。
歳出の内容といたしましては、農業集落排水処理場の機器の故障を早急に修繕する必要があり、修繕費を増額するものでございます。
最後に一般会計においては、歳入決算額217億4、273万7、473円、平成28年度と比較し、約1億200万円、率にして約0.5%の増、歳出決算額は、210億3、788万7、090円であり、同じく平成28年度比較し、約4億8、700万円、率にして、約2.4%の増となっております。

以上が、今定例会に提出した議案となります。

記者会見に出席した記者との一問一答(要約)

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