平成30年11月22日小田川市長定例記者会見

平成30年11月22日  小田川市長定例記者会見

一般会計補正予算案

私が、市長に就任して半年が過ぎました。私の描く「つくばみらい市の将来像」そして「市民によりそう市政運営」の実現に向けて一歩一歩近づくよう、日々検討を重ねているところでありますが、その中で、現在、市民の声をより聴くことのできる体制の構築、そしてスマートインターチェンジなど特定プロジェクトをより強力に推進するための、平成31年4月スタートを目途(もくと)とする組織機構の改革を進めております。
また、つくばみらい市として長年の課題である市外の総合病院への交通手段の足掛かりとなる地域公共交通の見直しも進めております。今定例会では、これらに係る補正予算も計上したところであります。
平成30年第4回定例会に提出する一般会計補正予算案については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億7、965万9千円 を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ181億642万8千円 とするものでございます。
歳出の主なものといたしまして、まず、初めに「庁舎管理事業」370万8千円を計上いたしました。
これは今申し上げたとおり、私の目指す市政運営を円滑に遂行するために、平成31年度から組織機構を変更することに伴い、庁舎内の看板等取替え工事などを実施するものでございます。
次に「人材育成研修事業」といたしまして、大学への入学料等、31万3千円 を計上いたしました。
私は、職員の資質向上、つまり人材を育成することは、市政運営において大変大事なことと考えております。そのようなことから、市が直面する行政課題に柔軟かつ的確に対応できる人材を育成するため、平成31年度から2年間、 職員1名を筑波大学 大学院 システム情報工学研究科に入学、履修させるものでございます。
次に、「世代ふれあいの館管理事業」といたしまして、2、185万6千円 を計上いたしました。
これは、第2回定例会において、補正させていただきました世代ふれあいの館の空調改修設計業務が完了したので、市民の方が快適に施設を利用できるよう早急に改修工事を実施するもので、2年間の継続費を設定しております。
次に「小学校管理事業」及び「中学校管理事業」といたしまして、合わせて 1、642万3千円 を計上いたしました。
みらい平地区の児童・生徒数の増加に伴い、平成 31年度に富士見ヶ丘小学校と陽光台小学校で8教室分、伊奈中学校が3教室分の机などの備品が不足することから、管理備品を購入するものでございます。
最後に「土地改良事業」といたしまして、818万9千円 を計上いたしました。耕作条件改善事業の要望数が多く、農業基盤整備促進事業補助金を増額するものでございます。
この事業の財源につきましては、全額、国庫補助金となります。
続いて、歳入でございますが、歳出でご説明申し上げました農業基盤整備促進事業 の財源といたしまして国庫補助金818万9千円、世代ふれあいの館空調改修工事の財源といたしまして防災対策事業債1、630万円を計上いたしました。
また、歳出予算の一般財源といたしまして、繰越金1億5、469万7千円 を計上いたしました。
歳入歳出の主なものは以上でございますが、この他、今回の補正予算案では、平成31年度当初から委託業務等を速やかに実施するために債務負担行為を設定しております。
主なものとしまして、地域公共交通バス運行事業ですが、コミバスについて現在の運行計画を見直し、車両3台を増台し、5台での運航を予定しております。これを足掛かりに、病院バスにつなげていきたいと考えています。債務負担行為については、この他、例年設定している各施設の植栽等の管理業務委託、議会だよりや広報つくばみらい印刷製本費などを設定しております。
これら16件の債務負担行為として合計9億4、558万1千円を設定するものでございます。

今定例会に計上した一般会計補正予算は以上です。

その他の議案(議案書に基づく説明)

議案第53号つくばみらい市 敬老祝金支給条例の一部を改正する条例 でございますが、平均寿命が80歳を超えていることや、高齢者人口の増加など、敬老祝金の支給環境の変化を鑑み、また、限られた財源を今後求められる高齢者施策に充当させるため、条例の一部を改正するものでございます。
これまで、支給対象年齢が、77歳、88歳、そして99歳以上であったものを、88歳と100歳だけにするものでございます。
これにより生み出された財源で、限定した年齢の方だけでなく、高齢者の見守りサービスなど、幅広くサービスを提供し、「寄り添う福祉」の実現に努めたいと考えております。
次に、議案第54号つくばみらい市 医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例 でございますが、医療福祉費の支給対象者について、重度心身障害者等に精神障害者保健福祉手帳1級を交付された者を追加し、給付対象者の拡大を図るものでございます。
次に、議案第58号 平成30年度つくばみらい市国民健康保険特別会計補正予算第2号及び57ページ議案第59号平成30年度つくばみらい市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号でございますが、それぞれ、職員の人事異動に伴い人件費を増額するものでございます。
次に議案第60号平成30年度つくばみらい市介護保険特別会計補正予算第3号でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2、000万4千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億9、784万2千円とするものでございます。
歳出の主なものといたしましては、高齢者施設等の利用者の安全・安心を確保するため、国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を活用して、認知症高齢者グループホームの老朽化に伴う修繕を実施するもので、178万2千円を増額するものでございます。
また、各種予防サービス給付額が増加していることから、介護予防サービス給付費1、080万円、地域密着型介護予防サービス給付費270万円を増額するものでございます。
さらに、地域支援事業費につきましても、事業費が増加していることから、介護予防ケアマネジメント業務委託料を200万円増額するものでございます。
歳入につきましては、東日本大震災による避難指示区域からの避難者に対する介護保険料の免除措置といたしまして、介護保険料27万4千円を減額するものでございます。
また、今回増額いたします歳出の財源といたしまして、保険給付費関係の国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金の法定負担分の増額補正、さらに、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金178万2千円、災害臨時特例補助金57万6千円、事務費繰入金242万円、繰越金392万5千円をそれぞれ増額するものでございます。
次に76ページ議案第61号平成30年度つくばみらい市公共下水道事業特別会計補正予算第2号でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1、163万2千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ12億570万6千円 にするものでございます。
歳出の主なものといたしましては、処理場運転に係る電気使用量増加と電気料値上りによる光熱水費の増額、並びに重要な機械設備の故障を早急に修繕する必要が生じたため修繕費を増額するものでございます。
さらに消費税につきまして、平成29年度決算に伴い中間納付額が確定したことにより増額するものでございます。
続いて87ページ議案第62号平成30年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計補正予算第2号でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ 520万1千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ、3億3、333万7千円 にするものでございます。
歳出の主なものといたしましては、気温上昇時に下水処理場のシステムを冷却するための水道使用量の増加と電気料値上りにより光熱水費に不足が生じたこと、また、三島地区の真空ステーション故障に伴うポンプ等の修繕が必要になったことから需用費を増額するものでございます。
さらに、消費税につきまして、平成29年度決算に伴い中間納付額が確定したことにより増額するものでございます。
次に議案第63号平成30年度つくばみらい市水道事業会計補正予算 第2号 でございますが、今回の補正は、「収益的支出」並びに、「資本的支出」の追加を定めるものでございます。
主に、資本的支出につきまして、2、500万円を増額し、9億8、556万6千円とするものでございます。
内容につきましては、老朽化した配水管の布設替工事費を増額するものでございます。

以上が、今定例会に提出する議案の概要でございます。

記者会見に出席した記者との一問一答(要約)

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