1年後、目標にした自分に一歩近づけるよう ~第1学期始業式~

 おはようございます。桜の花が満開になってきてみなさんの進級をお祝いしているように見えます。富士見ヶ丘小学校の2年生から6年生の皆さん進級おめでとうございます。
 
 今日みなさんがキラキラした目で、元気に挨拶をして、やる気いっぱいで登校する姿を見てとっても素晴らしい学校だなあと感じました。
 明日は入学式が行われ、かわいい1年生を迎えます。
 
 そして児童数1209名先生方 82名で令和6年度の富士見ヶ丘小学校の生活がスタートします。

 さきほど、6年生の代表の発表にもあったようにあいさつを進んでやれるようにする、疑問を大切にしながらしっかり学習したい、など具体的な目標を立てていることが立派だなと思いました。みなさんもこれから新学年新学期の目標をそれぞれ決めることと思います。校長先生も富士見ヶ丘小学校を、こんな学校にしたい、という3つの目標を立てました。

 1つ目の目標は「進んで挨拶ができる学校」です。
 あいさつのあいは「心を開く」という意味もあります。さつは近づくという意味です。つまりあいさつとは、「心を開いて相手に近づく」ということです。あいさつはお互いに仲良くなるためにとても大切なことです。そして、あいさつは進んでやることに意味があります。おはようございます こんにちは ありがとう いろいろな挨拶がありますが、学校や家庭・地域で進んで挨拶ができるようになると、みんな仲良く、思いやりのあふれる学校になっていくと思っています。

 2つ目の目標は「話をきちんと聞く」ということです。今各教室で校長先生の話をきちんと聞いている姿が、目に浮かびます。「話をきちんと聞く」ということは、賢くなるためのはじめの1歩です。相手を大切にするということにもつながります。みなさんは今まで一生懸命に周りの人のお話を聞いてきたから、たくさんの言葉や知識を学ぶことができました。よく考え、行動できるためにも、まずは先生やお友達の話をきちんと聞くようにしましょう。

 3つ目の目標は「失敗をおそれずチャレンジする」です。
 みなさんはメジャーリーガー・ドジャースの大谷翔平さんを知っていますよね。校長先生は昨年大谷選手が出ていたあるCMがとても心に残っています。
「二刀流が無理だと言われたことは 数え切れないほどある」
でも大谷選手は
「二刀流が無理だと思ったことは一度もない」という言葉を残したCMです。二刀流とはピッチャーとバッターどちらも同時に活躍することです。

 周りが無理だ、不可能だと言っても自分の可能性を信じて目標に向かって努力を積み重ねた結果、今は不可能を可能にできると証明してくれました。しかし、その裏側には数え切れないほどの失敗があって今の成功があります。皆さんも失敗は当たり前、恥ずかしがらずおそれずに粘り強くチャレンジしていってください。

 以上校長先生の3つの学校の目標についてお話ししましたがこの目標は校長先生や先生方の力だけではかなえることができません。皆さん一人一人ががんばってくれて初めて目標をかなえることができます。先生方と一緒に頑張ってみんなですばらしい富士見ヶ丘小学校を作っていきましょう。

 みなさんも今年の目標をしっかりもって、そして1年後、目標にした自分に一歩近づけるように、1日1日を大切に、自分を磨き上げていってほしいと思います。

 本日から始まる令和6年度がみなさんにとって素晴らしい1年となることを期待しまして、校長先生のお話を終わりにします。


令和6年4月8日
つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校長
岩瀬 由美子

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