『つくばみらい市、伊奈町、川口市「伊奈氏ゆかりの地」歴史・文化的交流に関する協定』に基づく令和6年度特別企画事業
日 時 令和6年12月22日(日) 13時開会(12時半開場)
場 所 きらくやまふれあいの丘 世代ふれあいの館 ホール(つくばみらい市神生530)
特別講演 「代官頭伊奈忠次と常陸国―発給文書からみる―」
講 師 佐藤孝之先生(東京大学名誉教授) 専門分野:日本近世史学・史料学
-地域紹介 「わがまちと伊奈氏を語る」
語 り 手 つくばみらい市長 小田川浩・伊奈町長 大島清氏・川口市長 奥ノ木信夫氏
定 員 先着350名
参加方法
参加希望者は、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、本市生涯学習課へ12月20日(金曜日)までに電話・メール・FAX・生涯学習課窓口でお気軽にお申込みください。
申込先(生涯学習課)
メールアドレス syougai-g01@city.tsukubamirai.lg.jp
TEL 0297(58)2111(内線:7301)
FAX 0297(58)5711
窓口 つくばみらい市役所教育庁舎1階 生涯学習課
皆さまのご来場をお待ちしております。
開 場 | 12時30分 |
開会式 | 13時00分 |
「わがまちと伊奈氏を語る」(3市町長) |
13時05分 |
「代官頭伊奈忠次と常陸国―発給文書からみる―」(佐藤孝之先生) | 13時40分 |
閉会式 | 14時40分 |
同時開催中の企画小展示見学会も予定
企画小展示「伊奈忠治と谷原三万石」のご案内
特別講演にあわせ、企画小展示「伊奈忠治と谷原三万石」を開催します。
古くから「谷原」と呼ばれてきたつくばみらい市域を開発したのは、伊奈半十郎忠治です。もし忠治がいなかったら、「谷原三万石」の米どころは存在しなかったかもしれません。今回の企画小展示では、伊奈氏と「谷原三万石」の知られざる歴史をご紹介します。
日 程 令和6年12月18日(水曜日)~25日(水曜日)
場 所 きらくやまふれあいの丘 世代ふれあいの館 会議室(つくばみらい市神生530)
そもそも伊奈氏って、なにもの?
江戸幕府に仕えた伊奈氏は、江戸初期の忠次に始まり、その長男・忠政と次男・忠治に引き継がれ、江戸中期に忠尊が所領を没収されるまで、関東一円で治水工事や新田開発などを手がけた一族です。荒川西遷や利根川東遷等の事業を通じて、土地の生産力を高めるとともに水運を盛んにし、幕府の地方支配を統括する役割を果たしました。
つくばみらい市域の開発を手がけたのは、忠治です。茨城県内有数の稲作地帯「谷原三万石」の基盤は、忠治による開発のおかげで整備されたことで知られています。忠治は、まず鬼怒川を利根川につなげたのち、鬼怒川と小貝川を分離する難工事を成功させました。鬼怒川と分離したおかげで小貝川は水量が軽減し、「谷原」一帯の開発が進むことになります。山田沼堰(のちの福岡堰)・台通用水・川通用水・中通川等、忠治の指揮で設けられた施設は数多くあります。
令和3年、伊奈氏の開発の恩恵を受けた地域が集まり、『つくばみらい市、伊奈町、川口市「伊奈氏ゆかりの地」歴史・文化的交流に関する協定』が結ばれました。「伊奈氏ゆかりの地」協定に基づき、伊奈氏を顕彰し、3市町の相互の友好関係を深めるべく、さまざまな取組みが進められています。