「みなさん、授業で一度は聞いたことがある、関ヶ原を通過中です。」 5月14日(水)9時25分。 車掌さんが、16号車限定の放送。 「急な坂になっていて、運転士がぼうっと運転していると、スピードが落ちてしまうので、車で言うとアクセルベタ踏みの状態で運転しています。」 その後、1600年に起きた関ヶ原の戦いについて、車窓から見える景色に合わせて解説。 「一生に一度なので、会社からの原稿はあるのですが、アレンジしました。」 と、車掌さん。
のぞみ号の16号車は、小絹中学校の生徒専用。
「小絹中学校のみなさん。本日は東海道新幹線をご利用いただき、ありがとうございます。」 5月14日(水)8時30分。車内放送が入った。 「右側に富士山が見えます。」 車内を巡回した車掌さんは、 「車両を選んで放送ができるので、学校名を入れて放送しました。富士山があんなにきれいに見えるのは1年で100日しかないので、ラッキーですよ。」 と、話していた。