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新学期前、生徒の命守る総力戦 課題浮き彫りにした「本気」の救命シミュレーション
夏休み最終日となった8月31日(月)、生徒の命を守るための実践型の救命訓練が行われた。
「音が鳴るまで、押してください。」
胸骨圧迫について、動画を見ながら、実際にキットを使って実習した。
「呼吸のサイクルは6秒程度。胸とおなかの動きを見て、10秒以内に判断するのはそれが根拠。」
養護教諭が説明を加える。
9時40分。
「役割分担は行いません。各自、木曜日2時間目の配置についてください。」
保健主事の教員が、教職員全員に伝えた。
開始数分後、教室で生徒が突然倒れたという想定で訓練がスタート。
授業担当者が設置された防犯ブザーを鳴らすと、異変を察知した教員らが現場へ急行した。
「AEDをお願いします!」
授業者からの声を聞き、職員室前に走る教員。
119番通報を行う教員。
救急車の進路確保のため校門へ走る教員。
教室は緊迫した空気に包まれた。
訓練後は、撮影した動画を全員で検証し、課題を出し合った。
「防犯ブザーの音が、どの階から鳴っているか分かりにくかった。」
「職員室への一報があれば、よりチーム対応ができた。」
などリアルな反省が出た。
さらに、
「防犯ブザーに教職員の動きを示した『アクションカード』をセットしてはどうか。」
といった具体的な改善策が次々と出された。
研修を終えた新任の教員は、
「何をしてよいのかあわててしまった。『AED』『職員室に連絡』など、取るべき行動をメモしたものを持ち歩こうと思う。」
と話していた。
研修を企画した保健主事は、
「訓練を行って、課題が見えた。生徒の命を守るため、課題を改善をしていきたい。」
と力強く話した。
〇特定非営利活動法人「いばらき救命教育・AEDプロジェクト」
https://ilseap.org/
本訓練は、特定非営利活動法人「いばらき救命教育・AEDプロジェクト」が提唱する「自分にできること」から始まる救命教育の理念に踏まえて実施した。
- カテゴリ:
- 学び続ける教職員
- 更新日:
- 2026年8月31日
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