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小絹中学校の生徒は、私の自慢の生徒です。

１２月１１日（木）に行われた校内駅伝を終え、改めてその思いを強くしました。

私は中学生の頃、冬の体育が憂鬱でした。持久走があるからです。持久走大会の日には、
「台風が来て臨時休校にならないだろうか」
と本気で願ったものです。冬に台風など来るはずもないのに。

しかし、小絹中学校の生徒は違いました。
夜に練習を重ねてきた生徒、走ることが苦手ながら挑戦した生徒。
それぞれの思いを胸に迎えた駅伝当日。
すべてのチームが完走を果たしました。

競争である以上、順位がつき、勝敗が生まれます。
結果発表の場では、喜び、悔しさ、そして充実感が入り混じった表情が見られました。

一人ひとりが力を尽くし、チームの仲間のために苦しさを乗り越えて走る姿、
学年を超えて声援を送り合う姿。
そのすべてに心を打たれました。

これから先、どんな困難に直面しても、生徒たちは仲間に支えられながら乗り越えていく。
そんな生徒の未来が見えたような気がしました。


令和７年１１月１１日