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「ありがとう」の力を見つめて――2年1組で心あたたまる道徳の授業

「ありがとう」の力を見つめて――2年1組で心あたたまる道徳の授業

 9月30日(火)10時10分、2年1組の教室では、静かな空気の中に生徒たちの真剣なまなざしが広がっていた。
 この日の道徳の授業のテーマは「感謝の気持ち」。
 教材は「魔法使いの少年~いつかの自分~」という物語だった。


 物語の主人公「私」は、車を運転中に赤信号で足止めされ、「間が悪いな」と感じる。
 しかし、横断歩道を渡り終えた少年が、こちらに向かって丁寧に頭を下げた瞬間、心に変化が訪れる――そんな一場面が、生徒たちの心に静かに波紋を広げた。

 授業では、
「ふだんから『ありがとう』って言えている人はどのくらいいる?」
という問いかけから始まり、生徒たちは自分の気持ちと向き合った。

「親には言いにくい。」
「助けられたことを認めたくないときは言えない。」
「プライドが邪魔する。」
 そんな率直な声が次々と教室に響いた。

 授業を担当した教員は、
「学校やいろいろな場面で、『ありがとう』っていう言葉が、みんなの周りにはあふれている。」
と語り、生徒たちに感謝の言葉の大切さを静かに伝えた。


 言葉ひとつで心が変わる。
 そんな「魔法」のような力を、2年1組の生徒たちはこの日、確かに感じ取っていた。



参考
 公益社団法人ACジャパン「ACジャパン広告作品アーカイブ 魔法使いの少年」
 https://www.ad-c.or.jp/campaign/search/index.php?id=588

カテゴリ:
2年生
更新日:
2025年9月30日

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