【業務改善助成金】
設備投資などにより生産性を向上させ事業場内最低賃金の引き上げを図る中小企業・小規模事業者を支援する助成金です。本年9月から、原材料費高騰等の要因で利益率が減少した中小企業・小規模事業者を特例の対象とし、これらの事業者の設備投資等に対する助成範囲の拡大、事業場内最低賃金が低い事業者に対する助成率の引き上げなど支援拡充を行っています。今般、12月12日に更なる支援拡充を図り、事業場規模が30人未満の事業者に対する助成上限額の引き上げや、特例事業者の助成対象経費の拡充等を行うこととしました。事業場内最低賃金の引上げに合わせて本助成金の活用をぜひご検討ください。
【助成額】
申請コースごとに定める引上げ額以上に事業場内最低賃金を引き上げた場合、生産性向上のための設備投資等にかかった費用に助成率を乗じて算出した額を助成します。申請コースごとに、賃金引上げ額、引き上げる労働者数により助成の上限額(30万円から最大で600万円)が定められています。
【活用事例】
POSレジシステム導入による在庫管理の短縮、リフト付き特殊車両の導入による送迎時間の短縮、顧客・在庫・帳票管理システムの導入による業務の効率化、専門家のコンサルティングによる業務フロー見直しによる顧客回転率の向上などの他、人材育成・教育訓練も助成対象となります。
【問い合わせ先】
業務改善助成金コールセンター 0120‐366‐440 (平日8時30分から17時15分まで)
【厚生労働省ホームページ】
[2]業務改善助成金:中小企業・小規模事業者の生産性向上のための取組を支援
業務改善助成金(通常コース) [PDF形式/316.53KB]
業務改善助成金(特例コース) [PDF形式/1.21MB]