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「生徒の意見を基に制作した見本をもとにアンケートを実施しましたが、当初の見本を選んだ方の割合が７割を越えました。」
　教務主任の教員が、新しい体操服のデザインに関するアンケート結果を発表した。


　１２月１８日（木）１５時、図書室。
　新しい体操服のデザインを検討する、最終の会議が開かれた。

　出席したのは、生徒会役員をはじめとする生徒代表、PTA本部役員の保護者代表、地域代表の学校運営協議会の委員、生徒指導主事や養護教諭などの教員代表。
　


　１０月に行われた第２回選定委員会では、アンケートで選ばれたモデルが「体にぴったりすぎて着脱がしにくい」との声が生徒からあり、「現在の体操服の着やすさを取り入れてほしい」との要望が出されていた。
　そこで、要望を反映した新しい見本を業者が制作し、小学５、６年生と中学生全員、その保護者によるアンケートを実施した。

　今回は、　脱ぎ着するときに、伸び縮みしないことへの対策を考えた。
「袖から通せばいい。」
「ワンサイズ上のものを購入するとよい」
保護者から、提案があった。


　また、現行の体操服から新しい体操服に切り替わり時期の質問があった。
　本校でPTAが実施している制服と体操服リサイクルと、小学６年生が買い替えの際に中学校の体操服を購入できることを踏まえ、検討した。


　山本教頭は、
「３回にわたり検討を重ねる中で、生徒の意見を基に見本を作り直して検討し、児童生徒や保護者、地域の方々の納得のいくデザインを選ぶことができた」
と話していた。

「ルール変更を求める声が生徒会に寄せられているという現状があり、近隣の高等学校の校則においても、髪形について厳格なルールを設けている学校は減ってきているということから、髪形変更の校則を検討してきました。」


　１２月１８日（木）１４時５５分。
　図書室には、静かな緊張感が漂っている。
　生徒会長が、髪形に関する校則の見直しについて、保護者や地域の代表、教職員らに向けて説明を行った。

　地域代表として出席した学校運営協議会の委員長は、
「校則を変えること自体は良いが、その理由や思いが卒業後も引き継がれるのかが心配だ。」
と懸念を示した。

　生徒会長は、
「ルール変更を求める声は、生徒から生徒会に多く寄せられたことに始まる。」
と、生徒の思いが強いことを強調した。

　ある参加者からは、
「毎年初めに、校則や髪形のルールについて全校で共有する場を設けてはどうか。」
との提案も。
　会場にはうなずく姿も多く見られ、今後の運用に向けた前向きな議論が交わされた。

　生徒の声が地域と学校を動かす——その瞬間が、静かな図書室で確かに芽吹いていた。



〇校則見直しへ　髪型テーマに全校で議論（令和７年１１月１４日）
　https://www.city.tsukubamirai.lg.jp/future/topics_school.php?mode=detail&category=14&code=11096

　１２月１８日（木）１３時２０分。

　体育館で、２年生４名が英語によるプレゼンテーションの練習に取り組んだ。

　彼らは、１２月２０日（土）に「きらくやまふれあいの丘」で開催される「Tsukubamirai English Day」への出場を控えており、緊張した面持ちで発表に臨んでいた。

　練習には英語担当教員とALTも立ち会い、生徒たちの発音や表現を丁寧に見守った。