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規則か思いやりか 揺れる価値観に向き合う3年生

規則か思いやりか 揺れる価値観に向き合う3年生

 6月10日(水)10時30分。
 3年1組の教室では、道徳科「二通の手紙」を題材にした授業が進んでいた。


 動物園の入園係を務める主人公に届いた二通の手紙
――子どもの母親からの感謝の手紙と、懲戒処分の通告――
が示す対照的な出来事が描かれていた。


 主人公は、規則違反と知りながら、門の外から動物園をのぞき込んでいたきょうだいを入園させた。
 閉園時刻を過ぎても戻らないきょうだいの捜索が始まり、1時間後に無事発見される。
 数日後、主人公のもとに届いたのは、母親からの温かい感謝の手紙と、職務上の責任を問う懲戒処分の通知。
 主人公は辞職を決意する――物語はそこで大きな問いを投げかける。


 3年生の意見は分かれた。
「助けたい気持ちは分かる」
「でも規則は守るべきだ」
 教室には、価値観の揺れが漂っている。


 授業の終わりに、担任が生徒に問いかけた。
「身近にある規則や決まりって、何のためにあるの」

 生徒たちは、思い思いに考えを深めていた。

カテゴリ:
3年生
更新日:
2026年6月10日

ステッカーが示す未来 学校現場のAI活用が本格化 ~生成AIパイロット校~

ステッカーが示す未来 学校現場のAI活用が本格化 ~生成AIパイロット校~

「2026年度 校務利用 生成AIパイロット校 指定校」
 職員玄関に掲示されたステッカーが、来校者の目を引いている。


 本校は今年度、文部科学省から指定を受け、教職員の働き方改革の一環として生成AIを校務に活用する取り組みを進めている。
 日々の事務作業や資料作成の効率化を図り、生み出された時間を生徒のために使える環境づくりを目指す。


 校内で中心となって導入を進めている教務主任は、
「先生たちがすでに実践している活用例を集約している。研修会にも参加し、他校の取組も参考にしていきたい。」
と話し、前向きに取り組む姿勢を見せた。



〇文部科学省「学校現場における生成AIの活用について 先行取組事例・事業成果報告書」
 https://www.mext.go.jp/zyoukatsu/ai/case.html

カテゴリ:
学び続ける教職員
更新日:
2026年6月13日

廊下に並ぶ力作に感嘆の声 ~民生委員訪問4~

廊下に並ぶ力作に感嘆の声 ~民生委員訪問4~

「上手ねー」。

 6月12日(金)10時30分。
 授業参観のため校内を移動していた民生委員の一行が、2階廊下の掲示板の前で足を止めた。

 掲示されていたのは、生徒が授業で取り組んだ習字と絵画。
 白い半紙に力強く書かれた文字や、色彩豊かな作品が並び、委員たちは一枚一枚に目を凝らされた。

 静かな廊下に、感嘆の声がやわらかく響いていた。

カテゴリ:
小絹中を支える人々
更新日:
2026年6月12日

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