○つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金交付要綱

令和2年3月31日

告示第95号

(趣旨)

第1条 この告示は、保育士資格を有しない保育所等に勤務する保育士の補助を行う者(以下「保育補助者」という。)を雇い上げ、保育士の業務負担を軽減し、その離職防止を図り、保育人材の確保を行う事業者に対して、予算の範囲内においてつくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金(以下「補助金」という。)を交付することについて、つくばみらい市補助金等交付規則(平成18年つくばみらい市規則第32号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(令3告示198・一部改正)

(補助対象者)

第2条 補助金の交付を受けることができる者は、市内において新たに保育補助者の雇上げを行う次に掲げる施設を運営する事業者とする(地方公共団体が運営するものを除く。)

(1) 児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第39条第1項に規定する保育所

(2) 就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(平成18年法律第77号)第2条第7項に規定する幼保連携型認定こども園

(3) 法第6条の3第10項に規定する小規模保育事業を行う施設(子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号。以下「支援法」という。)第29条に規定する地域型保育給付費又は第30条に規定する特例地域型保育給付費の支給の算定の対象となる者を雇い上げる場合を除く。)

(4) 児童福祉法第6条の3第12項に規定する事業所内保育事業を行う施設

(令3告示198・一部改正)

(補助対象事業)

第3条 補助金の交付の対象となる事業は、保育人材確保事業の実施について(平成29年4月17日付雇児発0417第2号厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)の第2の第8項に規定する保育補助者雇上強化事業実施要綱の規定に基づいて実施する事業とし、本事業により雇い上げる保育補助者は、次の各号に掲げる要件をいずれも満たす者とする。

(1) 保育士資格を有していない者であること。

(2) 保育に関する40時間以上の実習を受けた者又はこれと同等の知識及び技能があると認められる者であること。なお、実習は「保育補助者雇上費貸付事業」及び「保育補助者雇上強化事業」の保育補助者について(平成30年9月13日付け厚生労働省子ども家庭局保育課事務連絡。以下「事務連絡」という。)に定めるところにより行われたものとする。

(令3告示198・一部改正)

(対象経費)

第4条 補助金の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、補助対象施設に配置された保育補助者に係る報酬、給料、職員手当等、賃金、共済費、役務費、委託料その他市長が必要と認める経費とする。

2 前項の規定にかかわらず、補助金の交付の対象となる保育補助者の費用について支援法第11条に規定される子どものための教育・保育給付その他の補助事業によりその経費が交付される場合は、補助対象経費としないものとする。

(補助金の額)

第5条 補助金の額は、予算の範囲内で、国保育総合対策支援事業費補助金交付要綱別表及び茨城県保育対策総合支援事業費補助金交付要項別表で定める基準額を限度とし、1,000円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとする。

(補助金の交付申請)

第6条 補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金交付申請書(様式第1号)に必要な書類を添えて、市長に申請しなければならない。

(補助金の交付決定)

第7条 市長は、前条の規定による申請を受けた場合は、その内容を審査の上、補助金交付の可否を決定し、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金交付・不交付決定通知書(様式第2号)により当該申請者に通知するものとする。

(事業の変更等)

第8条 前条に規定する補助金の交付決定を受けた者(以下「補助事業者」という。)は、当該決定に係る事業(以下「補助事業」という。)の内容を変更し、又は補助事業を中止し、若しくは廃止しようとするときは、あらかじめ、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業計画変更・中止・廃止承認申請書(様式第3号)により市長に提出しなければならない。

2 市長は、前項の規定による申請を受けた場合は、その内容を審査し、補助事業の内容の変更又は補助事業の中止若しくは廃止を認めるときは、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業計画変更・中止・廃止承認通知書(様式第4号)により補助事業者に通知するものとする。

(実績報告)

第9条 補助事業者は、補助事業が完了したときは、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金実績報告書(様式第5号)に必要な書類を添えて、補助事業が完了した日から起算して1月を経過した日又は当該年度の3月31日のいずれか早い日までに市長に報告しなければならない。

(補助金の額の確定)

第10条 市長は、前条の規定による報告を受けた場合は、その内容を審査し、補助事業の成果が補助金の交付決定の内容に適合すると認めるときは、補助金の額を確定し、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金確定通知書(様式第6号)により補助事業者に通知するものとする。

(補助金の交付請求)

第11条 補助事業者は、前条の規定による確定通知を受けたときは、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金請求書(様式第7号)により市長に補助金の交付を請求しなければならない。

(補助金の交付決定の取消し)

第12条 市長は、補助事業者が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、補助金の交付決定を取り消し、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金交付決定取消通知書(様式第8号)により通知するものとする。

(1) 偽りその他不正な手段により補助金の交付決定を受けたとき。

(2) 補助金の交付決定の内容又はこれに付した条件に違反したとき。

(3) その他市長が補助金の交付決定を取消しすべき事由があると認めるとき。

(補助金の返還)

第13条 市長は、前条の規定により補助金の交付決定を取り消した場合において、当該取消しに係る部分に補助金が交付されているときは、補助事業者に対し期限を定めてその返還を命ずるものとする。

2 市長は、前項の規定により返還を命令するときは、つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金返還命令書(様式第9号)により行うものとする。

(証拠書類の保存)

第14条 補助事業者は、補助事業に係る帳簿その他証拠書類を整理し、補助事業完了の翌年度から起算して5年間保存しなければならない。

(補則)

第15条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。

この告示は、公布の日から施行し、平成31年4月1日から適用する。

(令和3年告示第198号)

この告示は、公布の日から施行し、改正後のつくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金交付要綱の規定は、令和3年4月1日から適用する。

(令3告示198・全改)

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つくばみらい市保育補助者雇上強化事業費補助金交付要綱

令和2年3月31日 告示第95号

(令和3年12月20日施行)