スマート農業に関する水稲栽培の実証実験について
つくばみらい市では井関農機株式会社とスマート農業の推進を連携して取り組んでいます。
その中でも、今年度は新たに以下の実証実験を実施しています。
◉除草ロボット(通称:アイガモロボ)の導入
アイガモロボって何?
アイガモロボは「田んぼの除草作業のお手伝い!」をするロボットです。
具体的には、田んぼを2本のスクリューで走り、泥を巻き上げて光を遮ることで、水面下の雑草の成長を抑える効果が期待できます。
田植えの数日後に投入し、ソーラーパネルとバッテリーによる自動走行を行い、スマートフォンによる遠隔操作も可能です。
他にはどんな実証実験を行っているの?
先に紹介した事例は今年度初めて実施したものです。また、令和2年度から実施しているものとしては、
(1)可変施肥システム、直進アシストシステム付き田植機を用いた田植え(5月上、中旬)
⇒土壌を診断しながら肥料を適量調整して、施肥することができます。手放しでも直進可!
(2)水位センサーの設置(5月中旬~8月中旬)
⇒朝晩の田んぼの見回りをスマホで解決!家にいながら水位を確認することができます。
(3)衛星リモートセンシング技術を活用した水稲収穫適期診断
⇒衛星を使って圃場を8月下旬に撮影し、水分量、タンパク含有量を測定します。
・水分量:適期に収穫することで、乾燥に係る燃料費を抑えることができます。
・タンパク含有量:食味に係る数値です。(1)に係る肥料の量に関連し、圃場を診断します。
(4)収量コンバインを利用した稲刈り(9月中、下旬)
⇒収量(どれだけ収穫できたか)を測定しながら稲刈りを実施します。
※(3)~(4)は令和4年5月末時点では実施予定の内容となっております。
その他、実証実験も随時検討中です。
問い合わせ先
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電話番号:0297-58-2111 ファクス番号:0297-52-6024
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- 2022年5月31日
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