農薬飛散による被害の発生を防ぐために
学校、保育所、病院、公園等の公共施設、街路樹、住宅地とこれに近接する土地、住宅地に近接する森林及び住宅地に近接した家庭菜園・市民農園を含む農地の管理にあたっては、農薬(除草剤を含む)の飛散を原因とする住民や子ども等への健康被害が生じないように、できるだけ草刈りによる管理を心がけましょう。また、農薬を散布せざるを得ない場合でも、農薬の飛散防止に努めるなど、十分な配慮をしましょう。
農薬を使用する際は、以下のことを守りましょう。
1.農薬を使用するときは周囲に薬剤が飛び散らないようにする
粒剤等飛散が少ない農薬や飛散を抑制するノズルを使用して飛散防止に注意しましょう。また、風が無風か弱い時に行うなど天候や時間帯を選んで行いましょう。特に、近くに学校・通学路がある場合は子どもに影響が出ないよう細心の注意を払いましょう。
2.農薬を散布する前に周囲の方にお知らせする
農薬を散布する場合は、使用目的、散布日時、使用農薬の種類などを事前に周辺住民の方に十分な周知をしましょう。
農薬散布のお知らせ(フォーマット)[WORD形式/17.12KB]
3.農薬はラベルに記載された内容に従って使用する
使用する農薬のラベルに記載された使用方法及び使用上の注意事項を守って使用しましょう。
※農薬には、作物や樹木に発生する病害虫の防除を目的に散布するものの他に、ガーデニングや家庭菜園用のスプレー式の殺虫剤や殺菌剤、芝生等の雑草対策で使用する除草剤なども含まれます。
- リーフレット「農薬飛散による被害の発生を防ぐために」(環境省・農林水産省) [PDF形式/637.27KB]