水道料金検討結果

平成29年度水道料金検討結果について

平成25年度に策定した水道施設更新基本計画を実行してから3年が経過し、今年度計画の見直しを行ったことから、それに伴い水道料金の検討を行いました。
検討を行うにあたっての資料作成を業者（指名競争入札）へ委託し、その資料を基に水道運営審議会へ諮問いたしました。
水道運営審議会における前回の料金検討（平成26年度）では、料金を上げた場合と現行の料金の場合の検討を行った結果、平成31年度までは現行の料金で健全財政を維持できると判断されたことから、今回は料金を下げた場合のシミュレーションを行い、下げた場合はどうなるか、現行の料金の場合はどうなるかを示した資料としました。（資料PDF参照）どの場合のシミュレーションでも将来的には事業を運営するために経常的に発生する収支（収益的収支）が赤字となり、施設の更新計画の見直しや料金見直しの検討が必要と予想されます。

今回の水道運営審議会では、「平成36年度までの7年間は現行の水準のままで健全財政を維持することが可能と判断し、料金改定算定期間の5年間は改正を行わないものとする。」という答申でした。
その答申を受け、市では今回の検討結果は現行料金据え置きとします。ただし、今後も事業内容に注視し、健全な財政を維持するため、内容によっては料金改定算定期間内に再検討を行うことも視野に入れて事業運営を行っていきます。

水道事業としましては、今後も安心安全な水の提供が継続できるよう経営努力してまいりますので、ご使用者のみなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

水道料金検討資料（平成29年度） [PDF形式／3.1MB]