消費者庁には、近年、組立式家具に関する事故の情報が寄せられています。
本棚やベッド、椅子などの組立式家具は、完成品を購入するよりも安価で購入でき、運搬も容易ですが、組立て中に負傷する事例や、完成後もねじの締付け不足や過剰により一部が破損し転倒した事例などが発生しています。特に、椅子は組立式でなくても骨折などの重大な事故につながることが多く、部品の破損が無いか確認する、ねじの緩みを防ぐため増し締めを行う等、取扱いに対し注意が必要です。また、配送業者等による組立てサービスを利用した場合でも、事故が発生していることに注意しましょう。
事故を予防するためには、以下の点に注意しながら組立てを行い、その後も定期的に点検しながら使用することが大切です。
- 組立て前に、部品がそろっているか、傷等がないか確認しましょう。
- 組立説明書をよく読み、完成図を確認しましょう。
- 組立て時は作業スペースを広めに確保しましょう。
- 組立て中の指挟み等に注意しましょう。
- 組立て後も、ねじ等の緩みがないか、定期的に点検しましょう。
詳細については、「消費者庁発表資料 [PDF形式/384.49KB]」をご覧ください。